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自宅で自分で髪を切る「セルフカット」に挑戦!

自分で髪を切る

自分の髪を切る場合、床屋(理容室)や美容室を利用するのが一般的ですが、近年はバリカンなどを使って自分でカットする人も増えています。
その背景には、高性能なバリカンが増えたこと、ネット通販などで手軽に手頃な価格で購入できるようになったこと、長引く不況から散髪代を節約しようとする人が増えたことなどがあります。
初めから本格的なカットをするのは無理があるので、最初は気になる箇所をちょっとだけカットしたり、短髪・ボウズ系のスタイルから挑戦してみると良いでしょう。

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1.セルフカットの長所と短所

セルフカットにはメリットも多いですが、仕上がりは理容師などのプロには及びませんし、慣れないうちは失敗も多いです。
長所と短所をよく理解した上で行うかどうか決めましょう。


セルフカット理・美容室
仕上がりお店でのカットに比べると総じて仕上がりは劣る。
特に髪の長さをきれいに揃えたり、レイヤーやシャギーなどの高い技術を必要とするカットはほぼ不可能。
しかし、慣れないうちは大小の失敗が発生することも多いが、回数をこなすほど上達して失敗も減り、仕上がりも良くなる。
セルフカットに比べると仕上がりはずっと良く安定している。大きな失敗の心配はほぼ無い。
満足度どう切って欲しいのか相手に伝える必要がなく、自分の好きなようにカットできるため、上手くカットできれば概ね満足度は高い。逆に上手くカットできなかったり失敗すれば満足度はとても低くなる。 センスの良い人や、長く通って自分の好みを理解している人にカットしてもらうなら満足度はとても高い。
自分の意図がうまく伝わらなかったり、年代や価値観が異なる人によるカットでは、理想とは違った髪型になることもある。
コスト最初にバリカンなど必要なものを揃える必要があるが、全部で5000円〜1万円程度で済む。壊れない限り、追加費用はかからない。1回のカットで3000円前後。激安店なら1回1,000円前後。通常1〜2ヶ月に1回はカットが必要。
その他鏡を見ながらのカットになるため、髪全体のバランスをとったり、サイドやバックを綺麗にカットするのが難しく、長さにムラができやすい。
具体的には左右非対称になったり、長い毛の切り残しができたり、部分的に薄くなる等。また、産毛をキレイに処理できないため、定期的に理容室で顔剃りをしてもらったほうがよい。
仕上がりや満足度はカットする理・美容師さんのセンスや腕次第であるため、自分に合った良いお店を選ぶことが重要。
こんな人にオススメ!!
  • とにかく自分の思った通りに切ってみたい
  • 仕上がりの細かい部分までは気にしない
  • 短髪やショート系のスタイルにしたい
  • 万が一失敗して、最悪坊主頭になっても構わない
  • ヘアカットにかかるお金を節約したい

  • オシャレなヘアスタイルにしたい
  • 仕上がりは細部までこだわる
  • 絶対に失敗したくない
  • いつも通りの髪型がよい
  • カットにかかるコストや時間は気にしない
  • お気に入りのお店、行きつけのお店がある

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2.セルフカットに必要なもの・準備物

セルフカットに必要なものはあまり多くありません。
ネット通販サイトなどを利用して揃えれば、一万円以内で十分に良いものが揃います。

1.バリカン

アタッチメント付きバリカン

美容師が使うような業務用の高いものは必要ありません。個人向けの安価な商品が多数販売されています。
選ぶポイントとしては、「様々な長さにカットできるアタッチメントが付属している」、「充電が可能でコードレスでも使える」、「水洗い可能」なものがオススメです。これらの機能が付いたものでも5,000円前後で購入できます。

【参考】


2.はさみ、すきバサミ

すきバサミ
梳きバサミ

普段使いのハサミではなく、必ずヘアカット専用のハサミを準備しましょう。
すきバサミは"髪をすく"ために使うものです。刃の部分がギザギザになっているため、髪をはさんでも隙間のある箇所は切れずに残ります。主に髪のボリュームを減らしたり、髪量を減らしてスタイリングしやすくする等の目的で使われます。失敗が怖い箇所のカットや、セルフカットに慣れてきて細かい部分も綺麗に仕上げたい場合に使いましょう。
すきバサミは種類によってすき率に違いがあります。すき率が少ないものほど失敗が少なくおすすめです。

はさみもプロ仕様の数万もするものは要りません。単品で1000円前後、すきバサミとセットでも1000〜2000円程度のもので十分です。

【参考】


3.くし(コーム)、毛払いブラシ

くしは普段使っているもので構いません。くしで髪をとかしながらカットします。
プラスチック製のくしは静電気が発生しやすく、髪が乱れてカットしづらい場合は木製のものなど少し高価なものを購入するのもよいでしょう。

カットした後に身体に付着した髪を払い落とすのに毛払いブラシも必要です。

毛払いブラシ

100円ショップで購入できるようなもので十分です。大きめのものが使いやすいです。


4.鏡

鏡の画像

必ず2枚以上準備しましょう。正面に固定する大きめの鏡のほかに、サイドやバックを確認するために片手で持てる小型の鏡が一つあればよいでしょう。


5.その他

カットして散らばった髪を片付けるのに、ほうきや掃除機も必要です。浴室などでカットする場合も、大量の髪をそのまま流すと排水口が詰まる恐れがあるため、切った髪はできるだけ手で集めて捨てるようにしましょう。
髪は濡らさずに乾いた状態でカットしますが、寝ぐせなどは事前に直しておいたほうが良いので、必要に応じて霧吹きや寝癖直しスプレー等も準備しましょう。
お店でカットする際は、切った髪が服の中に入らないよう首まわりにヘアエプロンを巻きますが、自分でカットする場合は腕の動きの邪魔になるので必要ありません。


3.カットを行う場所・服装

3-1.場所について

カット後に掃除しやすいよう、あまり物がおいていない綺麗な場所で行いましょう。
また、バリカンでカットすると短い毛もたくさん散らばるため、畳やカーペットの上で行うと、隙間に入り込んで掃除機で吸い出せなくなることもあります。床にあまり隙間がないフローリングなどで場所で行うのがベストです。また、床に新聞紙などをしきつめた状態でカットすれば、そのまま髪をくるんで捨てることもできます。

寒くない時期なら浴室で行うのもオススメです。カット後にすぐにシャワーを浴びてスッキリできます。大量の髪をそのまま流して排水口に詰まらせたりしないよう注意しましょう。

3-2.格好・服装について

切った髪が身体にたくさん付着しますので、下着だけの格好や、上半身裸の状態など、できるだけ薄着で行った方が後始末が楽です。

カットが終わった後は、毛払いブラシで頭や体についた髪の毛を払い落としましょう。
ブラッシングだけで完全に落とすのは難しいので、カット後はすぐに入浴・シャンプーすることをおすすめします。


次項では実際にセルフカットをする際のポイントや注意点、具体的な切り方などを解説します。

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