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デジタルパーマの特徴(仕上がり、持ち、長所と短所)

デジタルパーマ

デジタルパーマはパーマ剤を使う通常のパーマの施術工程に、更に熱処理も加えたホットパーマの一種です。
熱を加えることで髪に形状記憶力を与え、パーマのかかり具合を強くすることができます。

デジタルパーマの施術工程は、同じホットパーマの縮毛矯正アイロンパーマに良く似ています。
使用する機器や施術内容など細かな違いはありますが、クセ毛に真っ直ぐなストレートヘアのクセをつけるのが縮毛矯正で、ウェーブやカールなどのクセをつけるのがデジタルパーマやアイロンパーマです。
デジタルパーマは更に専用のマシンを使うことで細かな温度管理ができるため、他のホットパーマよりも優れた点が多いです。

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1.髪の質感、仕上がり

デジタルパーマの質感・仕上がり

その他の特徴


2.パーマの持ち、手入れ・スタイリング

形状記憶力の強いデジタルパーマはとても長持ちです。
パーマ液のみによる通常のパーマの1.5〜2倍の持続性があります。髪のクセの強さ、美容師の技術、使用する薬剤にもよりますが、通常だと4〜5ヶ月後くらいから徐々にクセが弱くなり始めます。完全にとれるまで長い人だと半年〜1年くらいかかります。

髪を濡らすとストレートヘアになり、髪が乾くとパーマスタイルに戻るため、お手入れ、セット・スタイリングの手間は大変少なくて済みます。
それでもトリートメント等のヘアケアは毎日行ったほうがパーマが長持ちするため、キレイな状態を長く保ちたいならケアも行いましょう。スタイリング剤はベタつきの弱いものを髪が乾いた状態で使用しましょう。

詳しくは「デジタルパーマのお手入れ・スタイリング」で解説しています。


3.デジタルパーマが向いている人



4.デジタルパーマの短所(デメリット)


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デジタルパーマと髪質の関係

1.デジタルパーマをかけられる髪

デジタルパーマ髪の長さ・髪質

デジタルパーマはクセをつける力が強いため、ストレートヘアからくせ毛・天然パーマまで、どんな髪質であってもかけられます。
使用するマシンやパーマ液の種類によっては傷んだ髪でもかけられますが、あまりに痛みが酷いと断られるケースもあります。

デジタルパーマは少し太めの専用ロッドを使うため、ロッドを巻きつけられる髪の長さが必要です。大体10cm〜の長さがあればショートヘアでもかけられますが、デジタルパーマの特徴である強く大きなウェーブやカールが付けられるという点ではミディアム〜ロン グヘアに最も向いています。

ある程度の高熱で施術するため、頭皮近くの根元にはパーマをかけられません。
また、シャギーやレイヤーで毛先の毛量が非常に少なくなっている髪はうまくクセがつきません。


2.髪へのダメージ

通常、ホットパーマは熱のダメージも加わる分、通常のパーマ(コールドパーマ)よりも髪の痛みが大きくなりがちです。しかし同じホットパーマでもデジタルパーマの場合は少し違います。

デジタルパーマは専用マシンによって細かい温度管理が可能です。スチームによる湿度調整や専用薬剤・トリートメント剤を使うことで比較的低温での施術も可能になり、髪の痛みを大幅に軽減することも可能です。
ただし、どの程度痛みを軽くできるかは使用する薬剤やマシンを扱う美容師の経験・技術次第となりますので、腕の良い美容師さんにかけてもらうことが前提です。

形状記憶力の強いデジタルパーマは、セット・スタイリングの手間が少なく、毎日ヘアアイロンを使う必要もないため、パーマの施術後は髪にあまり負担をかけずに済みます。よってトータルで見れば髪に優しいパーマと言えます。


注意点

デジタルパーマは、しっかりとキレイなクセをつけることができ、大変長持ちで、髪の痛みも少なくできるなど、非常に優れたパーマです。
ただし、デジタルパーマなら必ずこうしたメリットを得られる訳ではありません。
デジタルパーマは多機能である反面、その性能を十分に発揮するためには、それを扱う美容師にも高い技術と経験が必要です。
毛髪診断、薬剤選定、温度・湿度設定といったポイントをしっかり抑える必要があるのです。
経験が浅い美容師が施術した結果、髪がとても傷んだり、ウェーブやカールがかかりすぎるといったトラブルも起こりえますので、確かな技術のあるお店を選びましょう。

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