ブレイズとはどんな髪型?
ブレイズ(Braid)とは、英語で「編む」という意味で、簡単に言えば細い三つ編みをたくさん作ったヘアスタイルです。髪全体に作ったり、サイドは刈りあげてバックだけ三つ編みにしたり、三つ編みを後ろで束ねたりといったスタイルが主流です。
黒人風の髪型(B系ヘア)で、作るのに大変手間がかかりますが、見た目のインパクトが強い創作的・芸術的な髪型です。
同じB系ヘアにコーンロウがありますが、下に垂らす三つ編みではなく、地肌にそって編み込んだものです。ブレイズもコーンロウもドレッドヘア(互いに絡まり合ってロープのような束形状になった髪型)に分類されます。
1.ブレイズのやり方・作り方
ブレイズボブ
ブレイズのやり方は、ブレイズを施したい部分に三つ編みをきれいに並べて編んでゆくだけです。
言葉で言うのは簡単ですが、きちんと仕上がりをイメージして、毛束の並びや三つ編みの長さを揃えてゆかなければならないので、きれいに仕上げるには正確な施術法の知識と経験が必要です。個人で行う場合は、写真や動画付きでやり方を詳しく解説している本やサイトを参考にしましょう。
参考サイト
1.編み込みの基本
2.三つ編みの編み方(YouTube動画)
3.四つ編みの編み方(YouTube動画)
2.ブレイズの特徴
【向いている髪質、髪の長さ】
ブレイズは三つ編みができる長さが必要で15cm〜はあった方が良いです。長いほど編み込むのも楽です。短いと見栄えがせず、編み込みも取れやすくなります。
髪質は何でもOKですが、ストレートヘアよりもクセの強い縮れ毛の方が、編み込んだ後にほどけにくく、編み目から毛が飛び出しにくいです。
髪の量や長さが足りない場合は、エクステ(付け毛)も一緒に編み込むという方法もあります。
【ヘアスタイルの持ち】
大体2〜3ヶ月は持ちます。根元が伸びてきて目立ってきたら編み直しましょう。
【髪の痛み・ダメージ】
痛みは編み込みの強さによりますが、強くきつめに編み込むほど痛みは大きくなります。また、長くなるほど重みで髪と頭皮に負担がかかります。髪は特に引っ張る動作に弱いので注意しましょう。
【手入れ・スタイリング】
毛束の内部は汚れがたまりやすいので数日〜1週間に一度はシャンプーを行いましょう。しっかり泡だててから髪と地肌を洗います。毛束は軽めに。シャンプー後は三つ編みの内部までしっかり乾燥させましょう。湿気が残ると雑菌が繁殖しやすくなり臭いの元になります。リンスはトリートメントは滑りが良くなって編みが解けやすくなりますのでやらない方が良いです。
【施術時間と料金】
美容室でブレイズを頼んだ場合にかかる時間や値段は三つ編みの長さ・本数によって変わります。頭全体の場合、時間は5時間位。ハーフならその半分です。値段は編み込み1本ごとに設定されている場合が多く、相場は1本あたり500円前後です。頭全体だと4万円前後、ハーフだと2万円前後が多いです。