前髪を自分で切る「セルフカット」

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自分でカットする!前髪のセルフカット

前髪を自分でセルフカット

前髪は顔全体の印象を左右する大事な箇所です。
髪の厚さやボリュームもあまり多くない部分であるため、切りすぎてしまうとフォローが難しく、取り返しがつかなくなりがちです。そうなると伸びるまでの間、つらい日々を送ることになります。
カット時のポイントをしっかり抑えておきましょう。

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1.カットの手順

1-1.道具を揃える

すきバサミと櫛

セルフカットに必要な道具は、「ハサミとすきバサミ」、「クシ(コーム)」、「鏡」、です。
鏡は顔全体が映るものなら何でも良いですが、リラックスした体勢でカットができるよう、できれば持ち運びができるサイズのものが良いでしょう。

ハサミは工作用の普通のハサミではなく、ヘアカット用のものを使います。
100円ショップなどでも購入できますが、きれいな仕上がりにするためにも、切れ味がよくて持ちやすく、丈夫で長く使えるきちんとしたメーカー品を購入しましょう。1000円前後のもので十分です。

前髪は指で挟んでカットしますが、カットの合間にクシを使って前髪をすきながら、長さや流れが思ったとおりになっているか確認します。クシは平らなタイプで、クシの間隔が狭い部分と広い部分が半分ずつのタイプが使いやすいです。

1-2.仕上がりのイメージを固める

前髪の仕上がりをイメージ

鏡の前で行き当たりばったりでカットしてはいけません。
どういった仕上がりにしたいのか、前髪はまっすぐ下ろすのか上げるのか、横に流すのか、長さはどのくらいか、真ん中と左右とで長さを変えるのか、細かいポイントまで頭の中にしっかりとしたイメージ像を造りましょう。
イメージを紙に書き出したり、雑誌の写真やヘアカタログの画像を参考にするようにしましょう。

1-3.実際にカットする

準備が整ったら実際にカットします。
前髪を濡らした状態でカットしてはいけません。必ず乾燥した状態で行なってください。濡れたままだと前髪を切り過ぎる危険性があるほか、乾いた時の仕上がり・シルエットが大きく変わってしまうからです。
また、髪に寝グセなどの一時的なクセが付いた状態でカットするのもやめましょう。とうまく切れないだけでなく、濡れた状態のカットと同じで、元に戻った時にスタイルが変わってしまいます。
一度前髪を濡らし、ドライヤーでしっかりブローして乾かしてからカットしましょう。

続いて、カットする際のポイントを解説します。


2.自分で切る際のポイント

◆前髪を持ち上げて切る

前髪が額の前に垂れた状態で切るのではなく、2本の指で前髪を挟んで、少し上に持ち上げた状態でハサミを入れましょう。

◆段を付けて切る

前髪に段を付けて切る

前髪を一度に全部つかんでカットすると、前髪の一部だけが厚くなったり薄くなったりとアンバランスになりやすいです。前、真ん中、後ろといった具合に段を分けて部分部分に分けてカットすると、前髪全体が均等にカットされて自然な仕上がりになります。

◆少しづつ切る

前髪は切りすぎてしまうとフォローが難しく、短くなってしまうと取り返しがつきません。希望の長さよりも1センチ程度長めにするつもりで、少しカットしたら前髪を下ろして確認、の作業を繰り返しながら少しずつカットしてゆきましょう。

◆髪の流れに合わせてハサミを入れる

ハサミを縦に入れて切る

ハサミを入れる方向は髪の流れに合わせます。前髪が縦に流れていれば、ハサミも縦にしてカットします。こうすることで髪が少しずつカットされ自然な仕上がりになり、切り口も細く滑らかになります。


◆すきバサミについて

すきバサミの画像

すきバサミはボリュームを減らしたり、少しずつカットするのに有効ですが、長さやボリュームの微妙な調整をするには不向きですので前髪カットではあまり役に立ちません。無理に使う必要はないでしょう。


これらのポイントを踏まえつつ、焦らずに少しずつカットすれば大きな失敗をすることはないでしょう。
前髪に限らずセルフカットは慣れるまでは難しいものです。ある程度満足のいく仕上がりにできるようになるには経験を重ねる必要があります。

セルフカットのやり方や前髪のアレンジ法は、言葉で聞くよりも実際に映像で見たほうが断然イメージがつかみやすいです。
YouTubeなどの動画投稿サイトで関連動画を見て参考にするのもオススメです。


関連項目


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